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奈落の天
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作詞 如月 真紅錬 |
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消えた記憶の奥に眠る
そっと奏でる風の旋律
見えた姿の背中だけが
やけに瞳に焼き付けられる
すれ違ってく心だけ
優しく自分を包む
深い底へと沈む かすかな願いは
届かぬまま天へと昇る
この身を傷つけて 追いかけても
儚く叶わずに 月へ
朝に野原が輝きを増す
日の出と一体化
静けさだけが 冷たく染みる
色を無くした絆 信じても悲しい
高い天へと立つ 愛しい声は
聞くことも許されず
必死に伸ばしても ただの蟻地獄
楽園はまだ遠い 星へ
飛び立つことが出来ない 不確かな翼は
一生広げることは無い
何度失敗しても 諦めない思いは
手に入れられるまで 天へ
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