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見えない距離感〜僕〜
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作詞 あを屋 |
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一人じゃこの道は歩けない
二人ならどこまでも歩ける
ならなぜ僕らは
一人で生まれ 一人で死にゆくのだろう
気がついたら 生きる事が当たり前になっていた
息をし 物を食べ 立ち上がり
歩き始め 机に向かい ペンを走らせ
すべては生きるために すべてが当たり前に
いつもの帰り道 あの角に曲がればいつもの家
それが気がつけば 道路を真っ赤に染め ついでに頭も染め上げた
いつもの世界が 遠いものへとなってしまった
いろんな人が泣いた
いつも笑う両親が 怒る兄弟が 遊ぶ友人が 伏し目がちな先生が
ただ一人泣かずに 僕の顔を睨みつけた
ただ一人になるまで 誰の前でも泣かなかった
ただ一人で生きてける と言い残して
ただその顔を見続けるのが辛かった
初めての後悔という感情だった
一人ではこの道は歩けない
一人で行くにも
一人で残るにも
だから僕は君のそばにいよう
見えなくても 感じられなくても
いらぬ親切だとしても
君のそばにいよう 君を見守り続けよう
君の泣ける場所ができるまで
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