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死のうとした日の次の日の朝
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作詞 月魚 |
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死のうとした日の次の日の朝の話
目を開くと 見慣れた天井
ここが天国でも地獄でもなく
私の部屋だと告げた
「生きてる・・・?」
呪い切れぬ程 忌々しい運命
誰も居ない家は静けさを保ち
襲い来る倦怠感は「生」をあざ笑うようだ
ひどい頭痛・・コーヒーが飲みたい・・
這うようにキッチンへ向い
ゆっくりコーヒーを淹れた
「苦い・・・。」
つぶやいたら何故か涙が止まらなくなった
窓から差す朝の光はとても綺麗で
小鳥のさえずりはまるで祝福のようだ
私は生きている
私は生きていく
私は生きていく
私は生きていく
死のうとした日の次の日の朝の誓い
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