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近距離片恋
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作詞 柚葉 |
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霞んで見える世界を何度見たのかな?
右手の絵筆の白の絵の具も霞んで映る。
夜空色のキャンバスに、涙が零れて、混ざり合って星になる。
君の事が好きだったよ。
現在進行形で好きなのかもしてないけど。
僕が馬鹿だから、この気持ちを恋と気付けなかった。
初めての恋で、解らなくて、後から気付く最悪な僕。
気付いたら君の隣にあの子が居て、
胸が痛かったのかな?
それすら解らないの。
でも、僕は隠すから。
君の隣じゃなくてもいいから。
これが僕のなかの最高で最低な我侭だから。
霞んで見える世界を見なくなったのは何時からかな?
左手のパレットの白い絵の具は鮮明に。
描かれたキャンパスに、白を塗って隠してしまおう。
君の事が好きだったよ。
でも今は嫌いだよ。
胸の痛みが針のように辛いけど。
でも泣いてなんかやらないから。
ううん、泣き方が解らないの。
切なくて、苦しかったよ?
愚かな僕は弱虫で、このままだと壊れるから。
だがら、君とサヨナラだ。
大好きだよ、大好きだ。
叶わなかった恋でも、僕の、初恋だよ。
だから僕が惚れた君は幸せになってよね。
君は、自慢の親友だ。
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