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死のエピソード
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| 作詞 雪見月 |
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暗い本なんか
あっちにやっちゃってさ
一緒に笑おうよ
ねぇ 笑おう
おばあちゃん家に今から行くの？
じゃああのお人形さんと又
会えるね
幼いわたしは無邪気に歓んでた
だけど母はそんなわたしを奇妙そうに
「おじいちゃんが死んだんだよ
意味わかってる？」
とだけ
聞きました
未だにそれは
わからない
人が死ぬのなんか
決まりきった約束事だ
というくらいでしか
知らされてない
死んだ後人の魂は
何処へ行くのかさえわからないわたしを
「ねぇ説明してよ
じゃあさ
みんなみんな暗い顔して黒い服着てさ
なんでおじいちゃんは
もう動かないの？
なんでおじいちゃんは
もう起きて来ないの？
みんなでおじいちゃんを
そうしたんでしょ
みんなのせいでおじいちゃんは
死んだ
みんなが殺した
みんなが殺したんだ
殺したんでしょ
殺したんだ！！！」
大人になっても
永久にわからない問い掛けを繰り返す
雨と地球
太陽と月
みんな そうね 問い掛け 明日に持ち越して
つながっていく からね
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