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欠片
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作詞 雪之城朱雀 |
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飛び散った鏡の欠片は
肌に纏わりついて離れない
其れは幾年か前に殺した人の怨念
肌が裂ける
絵の前の僕は
只ひたすらに謝罪を述べる
嗚呼僕はまだ夢の中なのでしょうか
誰か助けて誰か
呼べば戻れぬ現実世界
遠のく意識でもがく僕
温かな手は誰の?
君の?
霞む目線では何も判らず
揺らぐ軋む
只繰り返すのは歪んだ世界
誰も助からないのに
亡者達は僕は
願いを祈り続ける
無駄だとは思わないか
小説に書いた様な世界観は
結局破って捨てられた
現実に引き戻される
欠片達が怨念を謳う
人食い桜は今日も咲く
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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