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百合の花
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作詞 雪之城朱雀 |
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あの時流した涙に
幾らも意味は無かったのでしょう
だって今貴女は笑っているではありませんか
幾度咲けど百合の花
踏み千切られて散り逝くだけでしょう
嗚呼加護を
誰も居ませぬ底には誰も
蒼白の首に爪を立てて
赤い花を咲かせましょう
涙枯れる其の時まで
私は絶対離しませぬ
あの時零した雫に
幾らも訳は無かったのでしょう
だって今私は笑っているではありませんか
幾度咲けど百合の花
喰い千切られて散り往くだけでしょう
嗚呼籠を
彼も居ませぬ此処には誰も
純白の翅に牙を立てて
赤い雪を降らせましょう
夢が壊れる其の時まで
私は絶対離しませぬ
嗚呼幾度散り逝く百合の花
貴女は何度泣いたのでしょう
罪と云われて初めて気づき
自らの手が血に濡れている事に気がつく
嗚呼百合の花よ
愚かな私に断罪を
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