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いつもみたいに
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作詞 未稚 |
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なにしょげたした顔して
涙 目にためて
唇震わせて
細い肩が揺れてる
泣くことなんかないよ
つらいのは僕だけなんだから
長いはずだった今までの道のりは
終わりに近づくにつれ短かったと後悔する
少しだけもう少しだけ
君のそばを離れないように
少しだけもう少しだけ
君の涙を拭ける日が来るまで
最初は笑ってばかりで
ときに甘えてきて
常に強がって
細い脚がスキップしてた
その君が今僕のとなりで
僕を見送ろうと泣いてくれる
つらいはずだった今までの道のりは
今となっては笑える日々だったと笑みがこぼれる
こぼれた命のカケラ
君は精一杯その腕で抱きしめた
あふれだした抱きしめたその中の
僕の儚いカケラ落ちる瞬間
僕は生きて君にあってよかったと
しょげた顔すんなよ
泣くのは今日だけだぞ
また歯見せて笑えよ
胸張って立ってろよ
見送るならちゃんとしろよ
いつもみたいに強がれよ
いきたくなくなるだろう
逝きたくなくなるだろう
愛しいたったひとりの君へ贈るよ
少しだけ、もう、少しだけ
時間はなくなるばかり
カケラも落ちるばかり
少しだけ、もう、少しだけ
強がる君が見たい
笑顔が見たい
本当は「笑って」なんかいえない
僕が泣きそうだから
こぼれた命のカケラ
君は精一杯その腕で抱きしめた
あふれだした抱きしめたその中の
僕の儚いカケラ落ちる瞬間
僕は生きて君にあってよかったと
僕は君に見送られて、よかったと
次会うときは
絶対泣いたりすんなよ
ほら強がれよ胸張って
「おかえり」って言って
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