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ヘッドホン
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作詞 未稚 |
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ヘッドホンつけて
今日も昼を自転車で行く
君にあっても僕はうつむいて
恥ずかしながら無視してしまう
誰かが君としゃべるのであれば
その会話を聞くのが怖いから
ヘッドホンつけて
好きな唄を書いてみる
君は僕の後ろから覗き込んだ
息が触れる手前 一秒前まで
僕の心臓は普通だったのに
君のせいで、僕は壊れたから
耳元できこえる君の声が
ヘッドホンの音楽より遠く響く
誰にも邪魔されたくない
ヘッドホンごしに聞こえる君の声
ヘッドホンつけて
今日も誰かを見つけた
もし君ならばこの前を思い出して
また照れて何も言えなくて
「この前の唄、見せてよ」って君は
平気そうに僕に言ったけれど
僕にとっては
話すことより難しい
君は僕の気持ちを知らない
視線がぶつかる手前 それまでに
僕は無理やり背けてた
君のせいで、僕はおかしくなった
耳元できこえてた君の声が
今響いてる音楽より大きくなる
誰にも邪魔されたくない
今の君と、僕とのこの関係を
生ぬるい風まで君の声が
一瞬にして心地よくする
誰にもわかってほしくない
君と僕との想いを
想ってくれなくても
それでもいい、
ヘッドホンでまた誤魔化そう
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