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きずあと
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| 作詞 まる |
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ねぇ 覚えてますか
握った手の温もり 寄せた肩の温もり
はにかんだ横顔 低くて良く通る声
記憶の中の君は 温度や声や横顔ばかり
恥ずかしくて 正面から顔を見られなかったからかな
夢を見ました
当たり前のように君を出迎えて
当たり前のように二人手を繋ぎ合ってた
嬉しいくせに 目も合わさないで 前を向いてね
あの頃の私と何も変わってなかった
未練がましい自分が嫌になる
思い出す時間は辛かったり 悲しかったり
でもその時間も 実は嫌いじゃない
久しぶりに泣きました
君を想って泣きました
もう戻れないと わかっているからかな
もう会えない それも知ってる
君がいなくなって 好きという気持ちだけが残った
前にも後ろにも行けなくて 泣くことしかできなかった
時が経って 泣き止んだ心も
まだ時折 ふいに泣き出すから困る
君が好きだった
ただひたすらに好きだった
流れ星のような 一瞬の煌めいた時間だった
きっとずっと忘れられない
君の残した愛の傷跡は癒える事がない
チクチクと 静かに痛み続ける
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