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放課後、影
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作詞 美蘭(みら) |
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黒板の横の落書き
鉛筆で傷つけた机
ノートの端の虚しい叫びも
全て君に消してしまえる
幸せの色の教室で
涙は止まらずに 溢れる
背中の上に置かれた手
さすってくれる 君と私が
オレンジに照らされ 重なる影
きっと道も 照らしてくれる
苦手と言った恋の計算
美術で描いた似顔絵も
先週まであの人だった
切ない色の教室で
涙は絶えず 溢れてくる
気付かなかったよ 君の温もりに
今 ここで 気付いたよ
頭の上に置かれた手
撫でてくれる 君と私が
夕焼けに照らされ 重なる影
きっと明日も 照らしてくれる
机から落ちたメモ帳には
ずっと綴っていた 恋日記
今 この瞬間に 私は
君に名前を書き換えた
涙は枯れて
時は そう 止まったように
私と君の目が 重なった
掌の上に置かれた手
握ってくれる 君と私が
希望に照らされ 重なる影
きっと ずっと 照らしてくれる
きっと ずっと 照らしてくれる
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