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捧げる歌〜P&M〜
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作詞 ж怜哉ж |
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僕を惑わす現実と僕が描いた理想図が
重ねた夢を砂城のように崩していった
雪が解けた道 アスファルト 君とふたりで小さな冒険
無邪気すぎて転んだときに始めて気付いた 痛み
胸の傷跡に零れ落ちた 涙で世界が滲んでいく
名前も知らぬ花 水飛沫 触れるくらい綺麗な色合い
春の木漏れ日 乱反射してキラキラ輝く 光
風船みたいな命も知った 哀しみに染まりだす夕焼け
君と出会えた喜びと君と離れる未来図が
目の前のドア開ける勇気を奪っていった
父の部屋にあった 砂時計 僕は見つめる 不思議な未来
目を瞑っても輝く夢に手を伸ばしたその祈り
幸せと共に育っていった 願いで夜空を飾っていく
僕が愛する思い出と僕が目にする現在が
揺れる吊り橋を渡る力 盗んでいった
腕組みする現実を恐れて過去の殻に篭る
モラトリアムを抜け出して さぁ未開拓地へ
そして僕はまた大人になった気がした
僕が目にする現実をきっといつかは愛せるよ
君と出会えた喜びでドアを開いて進むのさ
僕が知らない世界でも君と逢えない未来でも
巻き戻せないその過去たちを糧にするんだ
明日へ繋がる砂時計 空を彩る水飛沫
その煌めきを胸にしまって生きていくのさ
未来に躓いた 君が居たら そっと差しのべる小さな勇気
思い出たちと強く変われた 初めてだらけの僕へ...捧げる歌
(past&memory)
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