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ガーベラ
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作詞 ж怜哉ж |
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赤。白。黄色。って咲いてる
華麗に並んで咲いている
花はどれも綺麗なはずなのに
今はそんな風に思えない
ダンデライオンの花のなか
ポツリと咲いていた黒い花が
いつの間にか僕らを埋め尽くす
何かの種が植わってる
白百合の花が揺れている
それを見て僕は頬を染める
蝶のようにヒラリヒラリと
舞い踊るように君に触れた
甘い蜜に誘われて
君の匂いに酔わされて
風のように流れるままに
君を抱きしめたときに
誰かの言葉が甦る
「綺麗な花にはトゲがある」
気が付けば君は不敵な笑みで
黒百合になっていた
アスファルトの上に咲いている
花に勇気を貰ってる
昔どっかで聞いた応援歌に
励まされて今日をたくましく
生きている人を罵倒する
バカにあげる薬はない!
でもね、あのね、こんなこと言うけど
そりゃね 今ね 気付いてしまった
キレイゴトだけじゃ済まされない
そんな時代に僕ら生きている
僕たちが花だとしたら
水をあげてくれる人はいない
きっといない・・・
そして人間は勝手な妄想を
繰り広げ嘆きのエンドレスロール
孤独に咲いてる花のよう
無人島にいるかのように
だから、あんなことが出来る
人の命なんてそんなもん
雑草と一緒に生えている
ちっぽけな花のようなもの
誰も奪うことなど出来ないのに
奪ってはいけないはずのなのに
なのに、なのに、なんで、どうして
そんな風に笑えるんだろう?
暗い暗い世界の中で
太陽も陰る空の下で
道が見えず戸惑うのなら
神様がもしかしたら…
ふと誰かの声が蘇る
「ふざけるな!バカタレ!オタンコナス!!」
甘い蜜のような世界じゃないんだ!
花の道なんてどこにもない
見えない崖に咲いてる花
見つけて見つめて思うことは
「希望」か?「絶望」か?
僕らきっと死んでみたって
僕ら生まれ変わったことで
この世界が変わるわけじゃ
無いのだから無いのだから…
そんなときに蘇る言葉
誰かが教えてくれた花言葉がある
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