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未来
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作詞 ж怜哉ж |
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ずっと眺めてたとしたって
そこには辿り着けやしない
そうぼやいて眼を瞑ってたら
気付けば迷子になってた
何億光年、先の話でも
呆れずに笑っていられたら。
冷めた心が脈を打つ
憧れてた大人に僕はなれたのかな
見上げた空の遥か彼方に
この眼に映らない光があると云うけど
確かめる術など無いから
単調な地球のリズムに寄り添うんだ
そして何も分からずに錆びていくんだろう
強い雨が降り注いだ後は
世界が少しは穏やかに見える
答えばかりを知り過ぎて
虹を探すことも少なくなってたな
なあ 未来よ 君と僕とは
幾つになったなら手を繋げるのだろう
いつか描いた夢の場所へ
果てしない宇宙へ連れてってくれないか
星の尻尾ばかりを追いかけ過ごしてた
煙に巻かれたり 粉々になったり
慌しく世界は回ってる
その軌道に上手に乗って現在(いま)を越えて行けたら。
なあ 未来よ 君はいつでも
手が届かない程 遠くにいたんだろう
僕が零した涙の跡は
いつの日か夢中になれると信じて
忘れかけた微笑みを思い出そう
見上げた空の遥か彼方に
この眼に映らない光があると云うけど
確かめる術など無いから
果てのある呼吸のリズムに従って
何も分からなくてもいいんだ
虹を探していこう 強く生きていこう 現在(いま)を。
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