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ベルリンの夜明けまで
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作詞 ж怜哉ж |
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美しすぎる空に優しく
撫でるように駆ける銀の翼が
僕らの心に線を引いた
天使と悪魔よりも
ふたつに裂けている楔
星も見えない夜を抜けて
出逢いたい明日があるんだ
ベルリンの夜明けまで
煙を巻く世界
天秤に掛けた境界線
ゆらり 揺れている距離
波紋もない水面に映された
ずっと僕なんだと思ってた人は
風が吹けば容易く歪むよ
咲いてる花も踏みつぶされ
時代の礎になるだろう
星も見えない夜は長く
祈りは虚しく響いている
ベルリンの夜明けには
憧れが光る
力強く握ったその旗を
掲げ 叫んだ時代
薄汚れた羽衣を身に纏って
澄んでいる空に浮かんで眺めた
灰色に淀んで見えた世界
降り注いだ陽だまりは誰のものだ?
戦って 戦って 血を流して
誰かの為にと、輝くダイヤは
意味を失くして砕け散った そんな夢を見た
ベルリンの夜明けまで
泣き崩れていた
素顔を照らして包み込む
太陽はいつも空にある
僕らのためにある
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