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50の音
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作詞 ж怜哉ж |
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トゲの生えた言葉を
平気で投げかけていた
擦りむいた膝の痛みも
気にならないくらい
無邪気な記憶には
戻れなくて寂しくて
嫌な臭い放ちだした
胸に蓋をする
50の音に耳をすまして
どうしようもない気持ちをさがすよ
パズルみたいに出来上がった言葉と
僕はひとまず見つめあう
幼いころと現在の
自分が抱いてる秘密
可愛らしさと憎らしさは
きっと同じくらい
時間を跨いでは
言えないことも増えて
いつの間にか嘘も覚え
賢くなっていた
50の音を重ね合わせて
愚かな自分を戒めてみたけど
パズルみたいに作り直したところで
過去は光りとなって照らす
放つくちびるは傷ついて
触れる指先も血を流して
それでも声は僕らに纏う
優しくとけて沁みていく
50の音に声を震わせ
胸に秘めていた想いをカタチに
たとえ痛みを知ることになろうとも
その勇気を旗にして 今 掲げるよ
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