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涼風(すずかぜ)
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作詞 ж怜哉ж |
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肌を刺す風が通り過ぎて
霧雨煙る 街を歩いてく
冷えきる前に僕はその右手を
ポケットの奥 ひそませた
そんな日に見掛けた 君の姿は
とても可憐で 瞳を焦がした
華奢な身体で踊る雨のしずく
街の明かりを飲み込んでキラキラと。。。
未来は幾つもの場面を
テーブルの上に用意してくれてた
名作を産んだ作家でさえも
ほころぶほどの夢物語
ぎこちなく動き出す時計がページをめくるよ
言葉にすれば泡のように
涙に混じり 沈んでくのかな
優しいはずの君の絵も滲んで
僕はこの手で摩り替えた
テレパシーなんて信じてない
胸の奥ほど雲で隠してる
素直になれぬ鼓動を奏でたい
いがみ合ってる時のように出来たらな。。。
いびつな形で膨らんだ
赤い風船が弾け飛んだ時
左脳が痺れて駆ける想いで
君のすべてを抱き締めた時
真っ直ぐな瞳の先に或る
光が教える “君が好き”だと
涼しげな風が吹きぬけて
微熱を帯びた心が騒いでる
陽だまりで寝転んでるように
君の体温 感じたいから
溢れ出す透き通った想いに誓いを立てるよ
口付けを預けるよ
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