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Darjeeling
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作詞 ж怜哉ж |
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青に弾けたあの空がいつの間にか琥珀色
旅立ちは影を帯びて 足音もなく近づいてく
靴紐すら結ばないで駆け抜けてくこの季節
夢中なものは時間を無情なほど忘れさせる
枯れない花にしがみついて視線を逸らす
地平線の果てまで焦がしていた 光りは気付けば…
淡く染まる畦道 星影と手を繋ぐ頃
隠してた不安が頬を撫でる
時間は止まらないと頭に刻み込んでも
またしても“永遠”を望んでしまう
型にはまった砂時計 取り戻せない命たち
黄昏に眼を細めて 非力な俺は途方に暮れる
愛しいものばかりを集めて額縁に飾る
未来に肩をすくめる自分に秋風が立つよ
宛てのない手紙は形のない儚さで
魔法のように心 滲ませていく
色違いのようにさ 言葉を漁ってみるけど
想いを声で表せないまま…
沈みいくものに手を伸ばすよ
“傍にいて” “離れないで”
強く祈るほど光りは眩しくて
叶わぬから無謀なこと願うのだろう
紅く染まる畦道 闇夜に飲まれ尽くす頃
駆け足の季節の意味がわかる
時間は止まらないよ だからこそ愛しいんだ
この一瞬を深く味わって...
機械仕掛けの日常 歯車を狂わせたのは
君と出逢ってから そしていつか
姿を消してくけど確かな呼吸が聴こえる
この景色とともに焼き付けて
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