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方舟
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作詞 ж怜哉ж |
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呼吸のリズムが速くなったな
焦って躓いた未来が見えた
何かに追われて逃げ込んだのは洞窟
逃げ腰で悔しかったな
苛立ちが街の片隅で爆発した
音のないその声は誰かに聞こえてたかな?
方舟がやるせない嗚咽を運んでくれたら
愛しき想い出も痛みも安らぎも
すべて旋律に変えて...
遠い日の風に響かせ君のもとへ届けよう
その中で僕は生き続けたいから
彷徨している本能がある
ナイフで切り裂いたメランコリック
夕焼け 瞳を濡らして焦がす
猫背は嫌いだよ ほら 胸を張れ
始まりも終わりでさえもレールの上で
終焉の鐘の音を聴く日まで耳を澄ます
旅立ちが寂寞の想いを残していくなら
憎らしい笑顔と出逢えた喜びも
君の記憶を彩り
美しい鱗となって君の悲しみを包む
そうなるように今を愛していたい
いつの日か朽ち果てていくこと
僕たちは知っている
限りある景色に目を伏せるより
ふたつの鼓動を重ねよう
やがて来る未来で僕たちは生きていたいから
方舟に今を乗せて空を目指そう
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