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ソラナギ
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作詞 ж怜哉ж |
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陽だまりを飲み込んだ
ガラス玉をひとつ
広がる蒼に投げ込めば
僕はもう変わらない
点と線で結んだ
優しい雲の糸
悪戯なカラスが飛べば
不安に陽は沈む
夜が訪れ 途惑う決意
ひび割れたガラス玉
僕らの血潮が瞬いたなら
傷跡ですら宝物
廻ってく時代に 転がってく季節に
空と海は混ざり合う
錆び付いた契りも 色褪せた本音も
触れ合うことで息を吹き返す
あの日から何も変わってない
残像にとけこんだ
漣を歌にして
煌めく音に寄り添えば
絆に変わってく
ちょうど風もない 海を眺めて
面影に手を伸ばす
古びた記憶も潮の香りも
僕の五感で凪になる
立ち竦む迷路に 彷徨った挙げ句に
探し物は傍にある
渇いてく願いも 脆くなる楔も
世界の果てで光り蘇える
出逢えた喜びに臆病風よ 吹かないで。
過ぎていく時流に 廻ってく世界に
追い付けずに泣くけれど…
変わってく季節に 変わらない奇跡を見つけたよ
廻ってく時代に 転がってく季節に
空と海は深め合う
飾られぬ言葉も 色褪せた景色も
触れ合うことで彩られていく
僕の空もずっと変わらない
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