|
|
|
みどり
|
作詞 KALDI |
|
あなたはずっと泣いていた
生きていく意味を教えてと
ひとりずっと震えていた
「わたしが消えても世界は回るの」
ある日ぼくは考えた
生きるのに意味が必要ならば
ひとりずっと考えていた
ぼくが生きるための理由はなんだろう
鼓膜を揺らす小さなかなしさ
初めて見るその正しさに
見上げるような丸い瞳と
そこに映った動かぬぼく
近く 深く 淡く 不確かに
みどりの光 ぼくらのなかに
それぞれ今 ど真ん中に
生まれた音とその意味を
ぼくら確かにこの場所にいて
繋ぐ言葉とそれを追う声
無意味なように過ぎた時間が
繋ぐぼくらとここに在る意味
たどる記憶の最初の日から
生きる一筋の理由になる
清く 青く 暗い空に
遠く 遠く 響く声
丸く欠けた月の夜に
歌うあなた握った手と手
強く繋ぐ今ここに確かに
ひとつ光る丸いみどり
夜は黒く 朝に色付いて
赤く染まり また夜がくる
ぼく あなた 理由や意味
ふたりだけの消えないみどり
|
|
|