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天岩戸
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作詞 (株)リアリガ |
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きっかけなんて些細なもので
無意識の言葉で傷つけて
全ての答えが「知らない」になり
気が付けば一人になった二人
渇き切った唇は張り付き
重苦しい空気を吸い込んで
幸せが窓を開け放って
遠くへと行く気配がした
聞こえてくるのは 不安と焦りの声
ゆっくりと青は陰り ペトリコールの匂い
閉ざされた意思の扉 どんな声もかき消され
僕の瞳に映る景色が 君の心なんだろう
時計の針は鈍足気味
極論を急かす心の声
このまま時が経つにつれて
君が同じ答えを言いそうで
聞こえてくるのは テレビの嘲笑い声
気が付けば街の灯り ボンヤリと揺れてる
閉じきった意思の扉 無理矢理抉じ開けたなら
何かが崩れていきそうで 何も出来ないでいる
張り詰めた空気に 静寂に虫が鳴く
呼応するかのように また鳴いた
聞こえてくるのは 二つの笑い声
気が付けば月の光 ゲオスミンの匂い
開かれた意思の扉 もう二度と閉じないよう
約束を交わしたならば 陽はまた空へ昇る
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