|
|
|
あくび
|
作詞 ねこでこ。 |
|
冷たいままの 指先を
包むような 吐息を
今隣で感じる ことは
無茶苦茶で 我儘なのかな
嘘
涙
むしろ温かいよ
風はさっきからきつくなるばかりで
雨は僕を助けてなんてくれなくて
君のホントの涙が
あくびに紛れて見えなかった
こんなにいとおしく
想ったことなんて なくて
君の足先は
なんとなく左側に向かってんのかな
僕の足先が
なんとなく右側に向かってるように
固まったまま 動かないのは
僕だけなのかもしれない
云って
ホントの涙じゃないとしても
君を癒すのは
きっと僕じゃない
その不意に零れる吐息は
僕の方を向いてない
飲み干したジュースの缶には
君の涙を 詰め込んで
君のあくびのビジョンで 敷き詰めて
|
|
|