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おとぎ話
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作詞 あやこ |
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まるで一夜の夢のように
あなたが消えてしまえばよかったのに
あたしが居るべき場所は
此処ではないと気づいてしまったの
魔法をかけて 綺麗になって
偽りの姿で出会ってあなたに恋をした
時間が来るまでこのままで
きつく抱いてよ
これ以上他に何も要らなくなるくらい
せめてこの夜にもう一度
追いかけてよ
合わないハイヒールで階段を駆け下りるわ
わざと毒林檎をかじったら
白馬に乗って迎えに来てくれるの?
そんなことあるはずないのに
何故この想い止まらないの
深い眠りについてしまえば
あなたがキスで起こしに来るまで
痛い傷など忘れてしまえるわ
何と引き換えに思い出消してくれる?
森に出掛けて 迷子になって
優しい狼に出会った それだけのこと
悲しい嘘で伸びた鼻を恨む
「嫌い」じゃないのに
12時の鐘が鳴るその前に
本当の私を見せてあげたい
振り向いてよ
ガラスの靴はこの私にもう一度履かせて
水を泳ぐ魚になって
泡とともに消えた恋 それだけのこと
時間が来るまでこのままで
きつく抱いてよ
これ以上他に何も要らないから
せめて最後にもう一度
口づけをさよならの代わりに
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