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卒業の日
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作詞 溜 |
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斜めった角度 見上げた夕日
いつもとは違う寂しさがあった
はにかんだ君 もう忘れなきゃ
大好きだったみんな さよなら そう、さよなら
4階建て 窓からひとり ヒコーキを飛ばした
もう誰もいない教室なのに なんだか温かかった
涙もろい僕が 涙をこらえて歌った歌
調子にのって 騒ぎすぎた日
上手く笑えなくて うつむいた日
まだ「終わった」だなんて 思えないけどさ
いろんな想いで 焼けてゆく空
夢と希望を持てと誰かは言った
不安だと言うと うなずいてくれた
そばにいてくれた君 さよなら もう、さよなら
今日は精一杯大人になるのを拒もう
明日には変わる気持ちがあるなんて まだ、信じなくていい
いまさら伝えたい言葉が多すぎるんだよ
ぐちを言っては 困らせた日
お昼がおいしくて 幸せだった日
もう懐かしい 音楽室の匂い
いつも埃っぽい玄関とか
「ごめんね」って何回ちゃんと言えたかな
「ありがとう」って何回ちゃんと言えたかな
「またね」って 浮んでは、つぶやいてみる
まだ「始まり」だってほど遠い けどさ
斜めった角度 見上げた夕日
いつもとは違う寂しさがあった
はにかんだ君 もう忘れなきゃ
大好きだったみんな さよなら そう、さよなら
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