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午後の浮遊
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作詞 溜 |
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見上げた空は いつもに増して色が無くて
怖くなって 君がちゃんと隣にいるか 確かめた
あたしの長い髪を 吹き抜ける 風が通る
触れた手は 少し汗ばんで 熱い体温 君はいる
梅雨と夏の 間に挟まれた午後
日差しが強いから 日陰で休もうよ
世界から外れて たまには休もう
ふたりで空に 色を広げて
見下した街は 君の心を救っているの?
そうなのなら あたしはこの景色 守りたいと思うの
君を優しく包む 風が運ぶ 空へ還る
やるせない想い 切ないのも いつでも 抱き締めるから
空と地面の 間に挟まれた午後
疲れたらちょっと 此処でまた休もうよ
いつだって呼んでよ 弱音も聞きたいよ
こんな街をさ ふたりじめしよう
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