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漣々
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作詞 溜 |
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いまではもう笑い方さえ 解らなくなって
誰かに助けてほしいけど
選び方が分からなくて
呼び止めてみても「助けに来て」って 伝えてみても
私なんかに 私なんかの為に
振り向いてくれるのか 怖くて、怖くて
皆といれば笑顔でいられるけど
鏡をのぞき込めば 色の無い私がいる
“私”だ…
これが“私なんだ”って
惨めになっていくばかりで
あなたは何でそんなに輝けるの?
何処にそんな力を秘めているの?
ねぇ 教えてよ
ねぇ 助けて…
お願いだからそれ以上輝かないで
私の隣で 輝かないで―−
微かにだって 光はみえるけど
届かなくて
つかみたい つかめない
いっそのことその光までも
消してしまおうかと思うくらいに
上手に笑えない
日ごとに増えていく傷が 跡を残して 体にしみつく
このままずっとたまっていくのだろうか
重なって 重なって―−
どうせなら 狂ってしまえばいいのに。
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