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ありがとう
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作詞 溜 |
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いつも通りの 下校時間
急に誰もいなくなった教室が 妙に寂しげで
乾燥した空気に混じって シクラメンが香る
急な変化に 戸惑いながら
ふたり 目を合わせて 笑った
心地のいい緊張と 交わす些細な言葉
ゆきみち 太陽できらきら
あなたの笑顔 つられて笑顔
触れる 指先の温度も
ぜんぶ 愛おしいから
いつまでも 傍にいさせて おねがい
ずっと 長く延びる廊下
急に誰もいなくなった校舎を お空が包んで
遠くチャイムの音が 少しだけ時間をせかす
慣れない雰囲気に ときめきながら
ふたりぶん 足音が響いてく
心地のいい甘さと たわいのない おしゃべり
はなうた混じりの しあわせ
あなたの笑顔 つられて笑顔
泣き顔も 怒った顔も
ぜんぶ 愛おしいから
いつも 隣にいてくれて ありがとう
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