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中毒者
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作詞 溜 |
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「思いきり叩いていいよ」
あの日 君は言ったけど
それなら私は 私は
殴り殺されたかったよ
ワン ツー スリーを足で踏んで
可憐に 雲の上から ジャンプ
ここにいる 私は小心者
そんなこと 恐ろしくて出来やしない
だって 高所恐怖症なんだもの
「その毒そんなにおいしいの?」
度々 私は考える
それなら私は その煙に
溶けてしまえばよかったんだ
ワン ツー スリーを指折り数えて
愛らしく ベッドの中で、
ここにいる 私はひと味違う
ご想像におまかせ なんて出来ないよ
だって 私はここにいるんだもの
ワン ツー スリーでしなる平手
ごめんねって君は 私を抱きよせる
現実であるはずだった
今では全部 頭ん中だけの妄想
だって いなくなっちゃった君に
会えるのは 夢の中だけ
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