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例えばの話
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作詞 溜 |
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いいように扱われて捨てられて ゴミ処理場へ
流されて選別されて なすすべも無く 「私」じゃなくなる
塵も積もれば山となれ
あれ、なんか違う?
そんなのが 積もりに積もった
世にもめずらしい 私です
春から夏になる この時期は
なんでこんなに落ち着かないんだろう
抱きしめられれば例えば 腕がとれて 肺がつぶれて
キスをされれば 「もう一度」は叶わない 脆さだから
だっていつからか
そんなのが
積もりに積もった 私です
春から夏になる この時期は
なんでこんなに落ち着かないんだろう
どんなに遠く 離れても
あなたを想う自信があるよ
私の心から 消え去ることなど
ないのでしょう
でも逆はどうだろう…
ねぇ、ずっと思い出していてよ
多すぎる 雑情が
ながいこと
積もりに積もった 私です
春から夏になる この時期は
なんでこんなに落ち着かないんだろう
ふうっとひと風で 飛ばされるような
そんな儚さが ほしかっただけ
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