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爪
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作詞 溜 |
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私の背中を押してくれていた
そのための言葉達なんだと思ってた
それらが全部
あの子のための言葉だったんじゃないか
なんて
気づいてしまった
たぶんきっと、勝てるところなんて無い
なにも上手くできない私に
唄なんて書けるはず無い
嘘でいいから信じられるから
唯一、私だけだと言って
胸のからっぽは埋まらないかもしれないけど
あなたが好きだと言ったもの達が
あなたが好きだと言った歌が
私の背中を
押していてくれていたはずの言葉達が
交わしてきた約束たちが今全部
私を地獄に引っ張っている
とりあえず明日会えないと
もう、生きていけないかもしれない
どうしよう、
手が震えるんだよ
涙が止まらない
私の一部だったはずの唄が
もう書けない
どうしよう、
鼓動が速くて
止まってくれない
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