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作詞 遊数黄
気が付けば
もうどれくらい過ぎていったのか分からない
くらい時が過ぎていて

後ろを振りかえってみてもなんもみえやしない

まあべつにいいだろう昔のことなんて
思い出したってなんの得にもなりやしない


前みてあるけりゃそれでいい


そうおもいはじめてからどれくらい時が経つだろう・・・
まあいいかそんなこと


それから前だけみて歩いてきた
いくつもの時が経ち
気が付けば一度だって思い出に浸ったりなんて事もなかった
そんな必要もないし



ここは病院のベッドの上
俺はもうすぐ死ぬらしい

就職、結婚、家族もできた
まあ人並みに幸せな生活をしていたはずだ

あれ?
就職はどこに?
結婚はいつしたんだっけ?

死ぬときくらいは思い出に浸ったっていいだろう?

・・思い出せない

仕方ないから前見て歩くか


・・・
あれ?



前も見えない

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公開日 2009/01/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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