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云えぬまま
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作詞 紀瀬シュリ |
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携帯越しからの 聞こえる声
少し悲しそうに云う君、僕は言葉を捜す
ただ、立ち止まって 君の言葉を待つ
少しした瞬間
時間(とき)が止まった気がした
悲しみが心の中に戸惑っていくように
ツライ事だと知ってしまえば
「さよなら」と聞いて
こんなにも涙が零れることも無かった
電話が切れた後 着信履歴
君の名前だけ残ってる、ただそれだけ
通話ボタンを押せず 考え込んでく
今更のように
気づいてしまった自分が嫌になる
悲しみが心の中で強くなっていくように
サビシイ事だと思ってしまえば
「さよなら」と違う
反対の言葉が云えることも無かった
雪が舞うように
君も舞っていく
僕はただ
ただ……
云えぬまま
逢えるという少しの事が難しいかのように
スキという事だと思ってしまえば
「愛してる」と感じ
心の奥へ想っていくことも無かったよ
悲しみが心の中に戸惑っていくように
ツライ事だと知ってしまえば
「さよなら」と聞いて
こんなにも涙が零れることも無かった
ただ、君に伝えたかったんだ…
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