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会いたくなるまで。
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作詞 An |
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もうすぐ春が来るよって
横で君が言う。
その、残った口先の笑みに
僕はまた見とれる。
春が来るってことは、
別れの季節って意味なんだよ。
出会いより、別れのほうが
深く心に残る。
もう、会えなくなっちゃうよって
僕がためらいがちに言うと
そうだねと清まして返す君。
僕の願いはかなわない。
一生君の横に居ることは
多分ない。
相変わらず桜の咲かない道を
2人。
別れたくないとしきりに思う僕。
いっそ、出会わなければよかった。
君は僕だけのものじゃない
そんなこと分かってるよ。
けど、頭ん中では分からない。
思い知る前に、
儚く消したいよ。
君と一緒に居たいのに
居れないのが現実ってものだね。
もう、2ヶ月もすれば会えなくなる。
離れ離れになっても、
ずっと一緒に居たいよ。
そう告げた僕を
微笑みながら見つめる。
僕も笑うよ。
ずっと笑うよ。
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