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作詞 ASADA |
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狭い部屋の窓の外
夜空眺めうっすら涙ぐみつぶやく
お前の背中が
何だか切なくて
寂しくて 悲しくて
気づいたら俺まで
泣きじゃくっていたよ
宇宙を飛びたいと願っていた
無垢な少年はやがて
社会という名の別の宇宙に
放り出される
クレーターだらけの道を歩くのは
死ぬほど苦しくて
死にたくなるほど辛くて
そしてそれらの負の感情の
矛先はやがて
周りの人や物に向かう
いろんな人を傷つけて
いろんな人を悲しませてきた
大事な人でさえも
とにかく 嫌な事全てから
逃げていたかった
きっとお前も
そうだったんだろう?
声には出さないけれど分かるんだ
お前から今溢れ出ている感情は
どんな悲しい言葉よりも
今のお前の気持ちを
ストレートに表しているよ
そして2012
時間は深夜0時
お前と今二人の部屋
ただの幼馴染みの二人
社会という名の宇宙を飛び回る
会社という名のスペースシャトルに
乗り遅れて 挫折した
情けない 弱い二人の男
酒に身を任せ
乾杯を何度も繰り返した
多くの口数を交わすより
ずっと伝わる以心伝心
このまま時が止まってしまえばいいのに
そう思ったけれど
時計の針は止めようが無くて
時刻はいつのまにか 午前4時
朝の光が馬鹿な二人を包んでいく
そして世界が
リアルな色に移り変わっていく
枕が涙でビショビショに
なっていたけれど
そしてお前は急に俺に言ったな
まるで全てを悟ったような表情で
「まあ…がんばろうぜ」
その瞬間
また涙が零れ落ちた
ここからが俺達のスタート
これからが俺達のスタート
新たなスタート スタート スタート
ここからが俺達のスタート
これからが俺達のスタート
新たなスタート スタート スタート
ここからが俺達のスタート
これからが俺達のスタート
新たなスタート スタート スタート
新たな スタート
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