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袖時雨
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作詞 サトウ |
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冗談まじりに笑った表情
その裏はきっと涙で溢れている
自分で作ったカサはすでに
自分で破ってしまったから
涙の数は悲しみの数と同じじゃないから
カサをさした日が増えるたびに 少しずつ強くなれるんだ
この空に咲く花に願い事を一つだけ
雨を降らしたその後は
僕と君のいる場所に
七色の橋を架けてくれ
ふとした瞬間怒ったような
その顔はきっと僕のせいなんだ
僕がさしていたカサなんて
君を守ろうとはしなかったから
涙の数が喜びの数になれるようなそんな日々
悲しみの雨が減るような そんなことを願っているから
この空に照る月に願い事を一つだけ
辺りが見えないその時は
僕と君のいる場所に
月光の粒を降らしてくれよ
どこにいるのか
天気はどうだい
カサは必要ないだろうか
今度はちゃんと
僕が守って
どんな空にも虹を架けるよ
この空に咲く花にいくつもの願い事
願っているだけじゃ 足りなくて
僕と君のいる場所に
悲しみの雨が降っても
カサをさしてやるから
喜びの雨が降ったら
君と二人で歩こう
虹色に光るこの橋を
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