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フカシミライ
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作詞 サトウ |
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机の端に記された 昔描いた遠い日の夢
今が未来に追いついた今日 僕はうそつきになった
激しく打ちつけた上空の雨 それは幼き僕の怒り
「大丈夫かい」 誰かが言った その声に僕は闇を投げた
光惑わす夢の霧に
ぶつけた言葉は雫となった
聞こえない声も届くから
今日も見えない日に唄を歌う
鏡の奥に映された 明日を描いた遠い日の影
今を未来に押し付ける今日 僕は臆病になった
激しく燃えるのは満天の星 それは未来の僕の叱咤
「大丈夫かい」 誰かが言った その声に僕は光を投げた
今を狂わす淡い闇に
ぶつけた言葉と一つになった
聞こえない声も届くから
今日も見えない日に唄を歌う
「大丈夫かい」 誰かが言った その顔を僕は覚えていた
今を繕う闇の記憶
照らした光を追いかけていた
聞こえない声がこう言った
「明日を失くさずに今を創れ」
未来惑わす過去の記憶
振りほどいてからは前を向けた
聞こえない声も届いたら
今は歩けるようになっていたよ
見えない日に唄を歌う
その日も歩けるようにと
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