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white world
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作詞 悠二 |
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真っ白な息を吐きながら
足音刻みながら
街灯に照らされた街をゆっくり
君と二人歩く
君の顔をふと見つめてた
気づいた君は少し
怒ったふり、でもすぐに照れ笑いに変わる
つられて僕も笑う
僕のポッケに滑り込んだ君の手
縮んだ距離に僕はうつむいた
空を見上げ天を指す
いつのまにか曇り空を
雪が淡く舞い落ちて
世界に白を色づけていくよ
積もるのは君との思い出
ずっと輝き続ける
春が来てこの雪が溶けてしまっても
ずっと歩き続ける
手袋越しにつながれた君と僕
冷たい風に君はうつむいた
掌に落ちた雪は
風にさらわれ消えていった
儚くも美しくある
雪をまた少し好きになるよ
時が止まってしまえばいい
でもそんな事ある訳もなくて
代わりに君の手を少し
少しだけ強く握るよ
手袋越しに伝わったぬくもり
手を伸ばせば届きそうな
汚れなく舞う粉雪
まるで君を見てるようで
強く手を握る 離さないよ
白く染まったこの世界が
僕らを包み微笑むよ
いつもより近い君が
隣にいてくれること
また少し雪を好きになるよ
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