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君のいない土地
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作詞 夜の花 |
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バスに揺られて窓を見た
見慣れた風景が遠ざかる
君との思い出も、一緒に遠ざかるみたいだ
ずっと昔の些細なこと
雨の日、すっころんで泣いたときとか
情けない僕を君は笑い飛ばした
雑音に消されてく、くだらない日常に埋もれてく
僕の宝物……少しずつ砂になる
バスに揺られて窓を見た
見慣れぬ風景が目に入る
君との思い出は、どこにも見当たらないよ
ずっと昔の些細なこと
暗くてお化けにおびえたときとか
情けない僕を君は笑い飛ばした
雑音に消されてく、くだらない日常に埋もれてく
僕の宝物……少しずつ消えていく
君のいない土地で 君のいない日々を過ごす
知らないこの土地で 知らない景色を見る
いつか慣れる日が来たら……宝物は、もうない
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