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劇中歌
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作詞 サブマリン |
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不意に流れてきた劇中歌
ピアノの旋律が 心を締め付けてくる
街も 人も 今すべて止まればいいのに
一瞬の儚さを見たくて 生きてゆく
崩れては 積み上げ 積み上げては 崩し
別れがあるこその出会い 出会いがあるこその別れ
せめて 劇中歌では あるはずのない永遠を唄ってほしい
なのに また増えてゆく 無常の詩
不意に聴きたくなった劇中歌
ギターの旋律が 心を掻き鳴らしてゆく
夢も 罪も そのすべて消えればいいのに
一瞬を繋ぐ暗転の中を 生きている
奪っては 捨て去り 欲しがっては 遠ざけて
苦しみがあるこその安らぎ 安らぎがあるこその苦しみ
いつも 讃美歌のような 穏やかな気持ちで過ごしていたい
なのに また増えてゆく 無象の詩 有象の詩
崩れては 積み上げ 積み上げては 崩し
別れがあるこその出会い 出会いがあるこその別れ
せめて 劇中歌では あるはずのない永遠を唄ってほしい
なのに また増えてゆく 無常の詩
貴方のいない劇中歌
鳴り止まない劇中歌
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