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Elevator
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作詞 サブマリン |
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階層式に分かれた意識を今 縦横無尽
各フロアに散らばったモチーフで
貼り合わせたしりとりも 見覚えのない落書きも
掻き混ぜて潜ませた 現実世界にようこそ
押したボタンが光っては またもシャッフル
永遠に辿り着くはずもない 君のいるフロア
Where should I go? I don't know.
また一つ覚えて また一つ忘れ去ってゆく
扉の向こう 頼りなくぶら下がっている
その箱に閉じ込められたままの存在
運命的なのか 意図的なのか
止めどない問いを尻目に また上って行く
僕は上ってゆく
回想式に紐解いた玉手箱に 疑心暗鬼
描くフラワーに隠されたトゲトゲは
知らんぷりしたままの約束と 立ち尽くした街の斜陽(ひ)
本当の ありのままの自分 必ずしも望んでいたものではないけど
忙しなく乗り込んだ他人は またも顔のないまま
黒い影を纏った姿で 口だけを開いて
Where are you now? I say "Yes" or "No".
また一つ出会って また一つ別れ去ってゆく
記憶の向こう 迷宮に閉ざされたまま
この夢から醒めるまでの御相手
偶発的なのか 恣意的なのか
分かるはずの解さえもほら また誤魔化して
僕は留まっている
まるで あの文学作品と同じ
垂れた糸にしがみ付く 僕は犍陀多
文明に塗れても 科学に染まっても
本質は変えられやしない
Where should I go? I say "Hello" or "Good bye".
また一つ見つけて また一つ見失ってゆく
扉の向こう 頼りなくぶら下がっている
その箱に閉じ込められたままの存在
受身的だけど 自分勝手
止めどない矛盾を負い目に また落ちぶれてゆく
僕は堕ちてゆく
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