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Loved
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作詞 ◆空星◆ |
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星は限りなく空を愛した
星は限りなく空を信じた
星は空に嘘を付かなかった
ついたとしても、
空が星に聞いた
「どれだけ愛してる?」
その言葉に
「これだけ」と小さく言ったくらい
本当は空がいる世界より
星がいる宇宙より
何十倍も何百倍も空を愛してた
でもいつしか
空に想いを届けるための
この光の道が弱くなったんだ
それに気づいたのは
空の方が先だった
月が「一番星が交代したね」と呟いた
その言葉は、空にとっての
一番が変わるのも意味していた
星は気づかなかった
自分の光が届いていないのが
ずっと空に届いていて
想いを伝えていると思っていた
月の無い曇りの日
星はふと気づく
空が暗い…
まだそらに光を届ける前のように
空が暗い
「あれ…?」
星は気づく自分の光が消えているのを
もう自分に空を愛す資格が無いのを
言葉さえ泪さえ出なかった
空を見ると悲しくなる
どこを向いても空はいる
何をしてても空しか頭にない
空の中で生まれた星は
永遠に空を愛す
でもいままでと一つ違うのは、
土の音が加わっただけ
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