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初恋蝉時雨
作詞 Nector桃味
六月のシトシトと降り続く雨の中
蝉は土の中七年もの孤独を眠って
季節はもう蝉の鳴き始める頃へと
移り変わってゆくのでしょう
あの夏から七年目の夏が今
始まろうとしています

七年前まだ中学生だった二人
僕は君に初めての恋をした
ただ切なくて、寂しくて
小さな淡い恋がありました

六月 梅雨が始まった頃
たった一人の大切な人を僕は 傷つけた
何気ない一言 君の心をズタズタに引き裂いた

やがて梅雨は去り 僕は一人だった
雲のスキマから差し込む光に目を細め
新たな季節の始まりを感じながら
君のぬくもりを探しているよ

まるで僕のことを慰めるかのように
たくさんの蝉が啼いて
きっと君もどこかで同じ声を訊いているのでしょう
ただ一人の大切な人に届いておくれ 初恋蝉時雨

あれからいくつもの夏がすぎ 冬を越えて
何度君を忘れようとしただろう

七年経った この町はまたあの夏と同じように
たくさんの蝉が啼いていて
夏の澄み渡る碧(アオ)にむかって啼いていて
たった一週間を精一杯生きるために

昨日届いた君からの手紙
見慣れた名前の隣の見慣れない名前
それは結婚式への招待状でした

あの夏と同じように同じ場所で
たくさんの蝉が啼いて
きっと君は僕のことなど忘れてしまうのでしょう・・・
それでもいいんだ
ただ一人の大切な人へ届いておくれ 初恋蝉時雨

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 初恋蝉時雨
公開日 2009/01/30
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 3年前に作ったもののリメイクです。 
何かと未練がましい男の歌です。
今読んだらそういう詞でした(爆) 
叶ったが短かった初恋と蝉の一生を掛けた未練がましい男の歌です(微笑)
Nector桃味さんの情報













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