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恋に恋して
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作詞 W/V |
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春は短し 夜中の宴
風の暴れる三月に また此処で逢いましょう
たんとお食べよ 刹那の日々を
足を延ばせば先週の
夜 君が浮かびます
絹の素肌が雨に濡れる
現実は幻想(まぼろし)
それならば 迷いは要らない
この身朽ちても 咲き誇るまでよ
誰よりも華やかに薫り 貴方の手に堕ちるその日まで
身を削って 華麗に生きる
命短し 我は果敢なし
それでも いいの
散らす桃色 地に滲む
天上の神々を誘う 芳しい身 君に捧げよう
日々磨かれ 輝くこの身
君の御魂に供えてくれる
御旗のように揺れる桃色 いざ往かん
昨日も明日も不確かなら
壊してしまえばいいのよ
この一瞬のためだけに
私は生まれた
君は愛しき 私の全て
梅が咲いたら来月は 再びの愛 逢瀬
藍の着物を肌蹴 孕む
禁断の恋慕は 止め処ない濁流のように
その目 見つめて 囁いたコトバ
死(タナトスとヘルメス)が今宵 私を連れ去ってしまうなら
日は昇らず 暗闇の永久(とわ)
君は悲しみ 我は微笑み
そうなれば好い
虚無の桃色 身は崩れ
天涯のその向こうにまで届ける声 君が為 叫ぶ
喉嗄れても 想いは涸れず
命短し 我は果敢なし
宇宙の母が産んだ桃色 いざ往かん
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