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不可逆的変化
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作詞 空色kinoko |
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唯一伝わらなかったのは最初と最期
無理矢理にでもこじ開けた右手が
探して居たのはこの頬じゃなくたって
あの日、唇が落とした音は真相だって知って居るから
昨日にもしもう一度出逢えたとして
辿り着いたのは此処に決まって居るの
進めなくて善い 全部は要らない
「…枯らしてしまったのはあたしの声」
「さよならが早いんじゃない」きっと出逢ったこと自体
虚構なんだって思ってみたい
だって 触れて居た証拠なんて何にも無い
気付いて居る?変わらないのは生命だけだってことを
ちゃんと背中を向けて 最期に触れて
暖かいのは絶えて居ないから
嘘で善いから 直ぐに嫌って
「解いてしまったのは出逢った所為」
欲しいのは何時だってひとつだけ
知って居るのはあたし独りで善いの
聴こえて居た? 最期まであたしには本当しか無かった
正しかったかなんて 知らなくて善い
今絶えたのは事実なのだから
独りで往くの 迷わないから
明日が来ても思い出さない様に
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