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Sick
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作詞 空色kinoko |
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全部は自分の所為 Drは云って居た
「因果の法則が判らない」
増した重力だって 君が支えてくれる
訳でもない 誰も此処には居ない
事実は此処に在るのに 数字が不能な所為
忘れてしまえ あたしのことまで
何処が痛くても善い 息が出来なくて善い
綺麗に押し通して澄まして居るから
揺れて可笑しくなって 声が出なくなっても
出逢えば笑いかけて過ごしていくから
例えばあたしが今 涙を流したことを
誰も見ない 君は何処にも居ない
痛いと声に出しても 誰もが眼を逸らして
壊れてしまえ 機械も数字も
(…9g/dl,WBC:16000,P:90…T:…)
感覚器は一つずつ 電源を消して往く
何度も押し戻した悪夢の奥から
脳を貫くような 熱い光がそっと
視界を解体して 君の名は呼吸に溶ける
関係の無い世界で君は生きる
壊れるまであたしは君の声を訊けない
君とあたしの今を天瓶にかけたとして
本当に重さは変わらないかな
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