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愛しい小指
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作詞 空色kinoko |
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あたしは何も気にして居ないから
あなたは思う様に其の儘の哲学で居て欲しいのです
唇と喉が鳴らすその言葉
何時まで聴いて居たって心地善い事に変わりは無い
自分を理解できるのは自分独りで良いと云った
あなたを眉を顰めて 一瞬だけ嫌いになった
だって此処以外には何処にも
あたしが居て善い場所等無いのです 何処にも無いのです
そうやって無意識に受け入れて
全部なんて云わないから 笑って居て 嫌わないで居てくださいね
涙も怪我も厭いはしないから
あなたの望む様に此の儘の優しさで居て欲しいのです
誰にも視えなくて良いよ 今だって一人ぼっち
本当は誰よりも怖がりだとあたしは気づいて居るよ
きっと心が在るから言葉は
あなたを突き刺して遠ざけて往く 誰も知らない場所
其れなのに此の指を拒まないのは
どんな言葉も正しい事 判って居る所為 見失わないで此処に居て
あたしを使い果たしてあなたを好きで居るから
そっぽ向いて誓った小指を忘れないで居て
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