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共犯者
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| 作詞 空色kinoko |
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何が所望かと聴かれても 答えは何時も同じです
｢何も要りません。貴方さえ幸せであるならば。｣
其れを識っていて貴方は あたしにそっと訊くのです
先程迄の険しさが夢の様な暖かい声で
大好きだけれど肩書きは要りません
貴方が悦べば其れで好い
あたしの働きは如何程な物でしょうか
貴方の御期待に添えて居ますか 優しい誉め言葉は要らない
貴方の心程判らなくも無いのですが
今一歩気持の好い距離な様で 奇妙に慈しみ合う狭い空
責めない理由を訊かれても 其れは貴方が総てだから
｢何も戻らない。何処迄傷付いても付いて往きます。｣
苦しい事も特に厭わないから
貴方が眠れたら其れが好い
世界は未だに嘆かわしい物に溢れても
貴方が間違って居ると誰もが 其の影を責めて傷つけても
あたしは何時までも貴方の共犯者で居ます
終着点は要らないから進んで居て 盾にも刃にもあたしが成りましょう
貴方に出逢って自然に慈しんで
貴方は笑ってあたしを見詰め返した
どうせなら死ぬ迄此の儘で好い
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