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チェリィ
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作詞 空色kinoko |
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長い間 本当に長い間伸びてきたの
蒼の下に 這いつくばって根を伸ばしながら淡く
花をつけて 開いたら染まりだした世界の色
咲いた後に 連なって生った思い出の粒々よ
透明の空気の下 思い切り笑っては
木陰で泣いて育んできたもの達よ
出逢って何度手を繋いだ? 笑って何度話しかけただろう?
どんな時も愛しくてしょうがなかった
叫んで何度振り向いてくれた? 走って何度追いかけただろう?
甘酸っぱく輝いたかけがえのない、それはチェリィ
誰かと同じ 傍にいるだけじゃなくて遠くからも
命ぜんぶ 使い切るぐらい頑張る君が素敵
滲んでる橙の中 過ぎる時間眼もくれず
歩いた道に育まれたキラキラに
転んで何度手を伸ばした? 遠くで何度見つめあった?
切なくてもそれが幸せだったから
これから何度支えあうだろう? 傷つき何度涙するだろう?
未来に咲く種を宿す紅いフルーツ、それはチェリィ
これから幾つ熱い季節を通り越しても
白が溶けたらその度に何度も 何度も出会えるでしょう
柔らかくその場所に色を残していく、それはチェリィ…
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