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rainy return road
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作詞 空色kinoko |
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透明の灰色から 硝子みたいな雨が降る
冷たくて痛い 硬くて儚い
雨なんて降らないよと 信じてきた僕はただ
傘を置いてきた びしょ濡れで見つめる 遠い空
帰りたい所がある この雨を
塞ぐことなんてできないまま立ち尽くす
明日の事なんかより 今生きる事で必死な癖に
視えない事を怖がって手を伸ばす
でもあの時君の言葉を 信じた僕は愚かじゃない
逢えない指が恋しくて座り込んだ rainy asphalt
悲しくて待てなかった 濡れる事の方がましだ
冷たくて痛い 透けていて切ない
帰りたい場所はある この雨の
中で未だに奇跡なんてものを握る
周りは用意周到で 雨傘を携えて歩いて行く
去れども僕に差される傘はなくて
でもあの時知った言葉を 信じる僕は弱くはない
止まない雨は無いはずと呟いて 眼を閉じる
君を待つよ 振り続ける雨の中
決して塞げない場所 何処かで
この空の色は 黒い白?それとも白い黒?
君は何て答えるんだろう…
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